KINMAQ整体院 那覇院

四十肩の原因がわからず悩んでいるという方も多いのではないでしょうか?四十肩は、動作時の負担、運動不足による筋力低下、柔軟性の低下、加齢、不良姿勢などの影響によって筋肉や腱などの組織に炎症を生じた状態で、整形外科疾患としては肩関節周囲炎などが正式な診断名となります。

今回は、肩の不調を感じて四十肩について調べているが原因がわからないという方に向けて、原因やよくある症状、自分でできるおすすめの対処方法と予防方法について解説します。四十肩の原因がわからずに悩みを抱えている方は、この記事をぜひチェックしてみてください。

 

 

四十肩(五十肩)の原因は?

四十肩

四十肩(五十肩)の原因について解説します。主な原因としては、日常生活での負荷や運動不足、加齢、不良姿勢などにより、肩周囲の筋肉や腱に炎症を生じることで発症します。原因や症状、経過について詳細を解説しますので、肩の不調で悩んでいる方はチェックしてみてください。

 

四十肩(五十肩)とは

四十肩(五十肩)は、肩周囲の組織である筋肉や腱、関節包に炎症を生じている状態です。四十肩や五十肩は俗称のため、呼び方が違うだけで同じ状態を指します。正式な整形外科の疾患名としては、肩関節周囲炎や癒着性肩関節包炎などと診断されます。

原因としては、動作時の負担、運動不足による筋力低下、柔軟性の低下、年齢の影響、不良姿勢などによって肩に負担がかかることで発症します。

 

四十肩(五十肩)の症状

四十肩(五十肩)の症状としては、肩から腕の痛み、安静時痛、動作時痛、夜間痛、肩の可動域制限、日常生活の動きの制限などです。肩を動かすと痛むため、日常生活動作に支障をきたす場合が多く、肩を上げる動作や服の脱ぎ着、物を持ち上げる動作、後ろの物を取る動作が困難となることがあります。

 

四十肩(五十肩)の経過

・急性期

急性期は発症直後を指し、動作時痛だけでなく安静時や夜間痛も生じるケースがあり、痛みや症状が強い時期です。痛みが強い場合や状態が悪化したケースでは、腱板断裂などの重度の疾患を患っている可能性があるため、整形外科で診察を受けて適切な治療法について相談し、早期回復を目指しましょう。急性期の症状によっては、サポーターや三角巾、テーピングなどで肩を保護する場合もあります。

 

・慢性期

慢性期は発症後に数カ月ほど経過した時期で、強い痛みは落ち着いているが慢性的に鈍い痛みや違和感を生じます。安静時痛や夜間痛は消失している場合が多いですが、肩の可動域制限が著明に出現し、更衣動作や手を後ろに回す動作などの日常生活動作に支障をきたします。

 

・回復期

回復期は順調に痛みが軽減している時期を指し、肩の可動性の改善や日常生活動作の能力が向上してきます。傷んでいる組織に無理な刺激を与えず、適切な治療を受けることで早期改善が期待できます。

 

四十肩(五十肩)と肩こりの違い

四十肩(五十肩)は、前述したように肩の周囲の組織に炎症を生じている状態です。肩こりは炎症反応自体はないが、肩周囲の筋肉が過緊張となり血液循環が低下した状態を指します。肩がこる原因としては、筋力や柔軟性の低下、不良姿勢、運動不足、血流の低下、ストレス、自律神経の不調などが影響します。

 

 

四十肩(五十肩)の対処法

施術

四十肩(五十肩)の対処法について解説します。一般的には徐々に肩を動かしていくことが重要となります。特に、安静時痛や夜間時痛などが出現しているケースでは、急性期の症状が出現しているため、肩を動かさないように安静にしてください。

痛みが強い場合はアイシングを行うことで肩を冷やすようにし、炎症症状が落ち着いた慢性期の時期から少しずつ肩を動かすようにしましょう。対処法の詳細について以下にご紹介しますので、方法について悩んでいる方はぜひ試してみてください。

 

運動療法

肩関節周囲の筋肉に対して、ストレッチやインナーマッスルの筋力トレーニングを目的とした運動療法を行うことをおすすめします。ストレッチによって筋肉の緊張の緩和や関節の可動性を拡大させ、インナーマッスルの強化によって肩の安定性を高めます。運動療法は急性症状が緩和した時期に開始すると効果的です。

 

温熱療法

温熱療法は肩を温めることによって血流を改善し、老廃物や疲労物質を排出することが期待できます。医療機関ではホットパックや超音波などの物理療法が適応となり、ご自宅で行う際には入浴や蒸しタオルを活用することで温熱効果を得ることが可能です。温熱療法は慢性期の痛みや違和感に適応となります。

 

寒冷療法

寒冷療法は炎症由来の急性期の症状に効果的な施術で、アイスパックを使用して患部を直接的に冷やします。アイスパックがない方はビニール袋に氷を入れ、絞った濡れタオルを患部との間に挟んだ状態で15分ほどアイシングを行いましょう。

 

 

四十肩(五十肩)のセルフケア

アフターケア

四十肩(五十肩)のセルフケアについて解説します。肩の不調で悩んでいる方や、セルフケアの方法がわからない方は、以下にご紹介する方法を無理のない範囲で試してみてください。

 

痛みの出づらい姿勢で睡眠を取る

四十肩(五十肩)の急性期の時期には、就寝時の痛みによって眠れないことがあります。負担のかかる姿勢としては、仰向けで寝る姿勢、痛い方の肩を下にして横向きで寝る姿勢です。しかし、寝る姿勢を修正することで四十肩(五十肩)の夜間痛を緩和できる可能性があります。

修正方法としては、仰向けで寝る際には肩と肘の下にタオルを挿入することで、肩の位置が下がらないように軽度持ち上げ、さらにお腹と手首の間にもタオルを入れるようにしてください。また、横向きで寝る際には、痛みがある方の肩を上にして抱き枕を抱いて肩の負担を軽減し、寝返り動作には十分注意するようにしましょう。高すぎる枕や低すぎる枕も、首から肩の緊張を高めるリスクがあるため調整してください。

 

四十肩(五十肩)の予防法

普段からインナーマッスルの筋トレや、肩甲骨周辺のストレッチなどの軽めの運動や体操を行うことで、四十肩(五十肩)の発症を回避することが期待できます。運動不足の場合は筋肉が硬くなり血行不良を生じるケースが多いため、痛くなる前に予防として習慣的に軽めの運動を行うようにしましょう。

 

整体を受ける

肩のお悩みに特化した施術を行っている整体院に通院してみることをおすすめします。施術としては、固まった肩周りの筋肉に対するマッサージやストレッチ、猫背などの不良姿勢に対する背骨の骨格矯正などがあります。しかし、様々な整体院があり、施術内容や目的が多様ですので、公式サイト等をしっかりと確認し、肩の悩みに特化した整体院を探しましょう。

 

 

四十肩の原因がわからずに悩んでいる方へ

施術

今回は、肩の不調を感じて四十肩について調べているが原因がわからないという方に向けて、原因やよくある症状、自分でできるおすすめの対処方法と予防方法について解説しました。四十肩は、動作時の負担、運動不足による筋力低下、柔軟性の低下、加齢、猫背などの不良姿勢の影響によって肩周囲の組織に炎症を生じた状態です。
四十肩の経過としては、急性期、回復期、慢性期の時期によって治療方法が異なるため、対処法や予防法がわからない方は、まずは整形外科を受診して医師に相談するようにしましょう。さまざまな対処法を試しても四十肩が改善しない方は、整体院で施術を受けてみて過緊張状態の筋肉をほぐし、全身のバランスを整えてリラックス効果を感じながら、ご自宅でできるセルフケアについてアドバイスを受けることをおすすめします。
四十肩の原因がわからずに悩んでいる方や、対処法と予防法がわからずに困っている方は、ぜひ一度整体院にご相談ください。

 

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